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健康なおもちゃを子供たちに。
おもちゃの店　MOMO／（下小鳥町）

（2015年2月27日）

桃の節句におすすめ、組み木のお雛様

　もうすぐ桃の節句。女の子へのお祝いに“組み木のお雛様”はいかがだろう。デザイナー・小黒三郎さんの手から生み出されるお雛飾りは２体のお雛様タイプから七段飾りまで。木目が美しい組み木の優しい色合いと手触りで、子どもから大人まで大人気。注文しても何か月待ちになるほどだとか。平安時代、元は「ひいなあそび」として遊び道具だった雛を、気軽に手にとって遊べるようにとの思いが詰まっている。お雛様は曲げわっぱの中にすっぽりと収まるように工夫されていて飾る時からしまう時まで、すべてが楽しい遊びの一環となることだろう。

子どもの発達にいいものを。

　MOMOはオープンして、４月で20年になる。組み木のおもちゃは、MOMOの定番商品。店長の茂木しづ子さんは「徐々に色が深まるのも組み木の魅力。触っても壊れないし汚れない。お子さんが小さなスペースに自分で飾れます」。また、桃の節句に“ままごとセット”や人形もおすすめとのこと。
　「MOMOは県内のお母さんたちに育ててもらいました。お母さん達から聞いた商品を集めているので間違ったものはないですよ」と茂木さん。ある研究によると、赤ちゃんが木に触れた時とプラスチックに触れた時とでは、脳波に違いが表れ、木に触れると穏やかになるとか。「子どもは敏感。感触がそのまま脳に伝わるので自然素材のものがいいですね」。

　MOMOの商品は「手を使って遊べる」「心が育つ」「安心・安全」がコンセプト。「遊びを通して健康に過ごしてほしい」と遊びの大切さを伝えている。尚、男の子には組み木の五月人形もあり、金太郎や桃太郎、動物が生き生きと表現されている。