ビストロノックス/(柳川町)
(2014年12月22日)
こだわりの食材を国内外から
今年5月にオープンしたビストロノックスのオーナーシェフは、横山明伸さん。「国内外にとらわれないこだわりの食材を使った料理」を提供するのがモットー。例えば、フランスのシャラン産の鴨のもも肉のコンフィは、一日塩コショウと香草で味をつけ、オリーブオイルで5時間80度の火でゆっくり熱を入れ、フライパンで皮をカリカリに焼き上げ、出て来た水分をソースにして一緒に味わう一品。ワインとの相性がぴったりのコンフィは、一度に10本しか仕込めないという。フランス産のオーブラック牛は、年間1200頭余りしか出荷していない希少種で、もも肉のしんたまという部分がおすすめ。やわらかい赤身肉で、味に深みがあり、脂身は少ないが肉汁がジュワッと出てくるそう。
日々メニューが変わるのは、良い材料を少しずつ、美味しいと思うものを提供したいと考えているから。「お客さんの笑顔を思い浮かべて作っています」という横山さん。
ランチは気軽に
ランチは3種類とコースが1種類ある。例えば、「天然真鯛のポワレ マルセイユ風ソース」。皮面をカリカリに焼き上げ、蒸し焼き風にした真鯛のポワレに、ブイヤベース風のソースにアブサンという癖のある酒で魚臭さを消すという。付け合わせのロマネスコカリフラワーは安中産。ほうれん草は障害者の方が作っている無農薬野菜を使用。繊細な心遣いが一皿に凝縮されている。おすすめのムール貝は、フランスのモンサンミッシェルから週に2回入荷。白ワイン蒸しにすると、ムール貝のイメージを覆す一品だ。
確かな味わいで、口コミで人が人が呼んでいるビストロノックス。「お客様の期待に応えられるよう、食材に関して攻め続けるという気持ちで頑張りたい」と話す横山さん。
横山さんの骨太フレンチを、是非、気軽に食べてみてほしい。
店名・名称 | ビストロノックス |
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住所 | 高崎市柳川町83-2 |
電話 | 027-320-7030 |
営業時間 | ランチ11:30~13:30 ディナー 17:30~23:30 |
HP | |
備考 | 定休日:日・祝日 fax:027-202-0291 |