茶道具・漆器・工芸品の泰山(たいざん)/(片岡町)
(2014年6月20日)
家族で茶道教室も
お客様を抹茶と和菓子でもてなしてくれる泰山。店内には、茶道具や漆器、甲州印伝などが並び、店の奥には茶室がしつらえてある。昭和58年、初代・井上博之さんが輪島塗の専門店としてスタートし、平成3年に片岡町へ移転、茶道具を扱い始めた。2代目の井上智太さんと母・節子さん、奥様の晴美さん、伯母の育子さんで茶道教室も行う。表千家の智太さんと節子さん、裏千家の育子さん、大日本茶道学会の晴美さんと流派が異なる。「棗(なつめ)の拭き方など所作に違いがあります」と晴美さん。二人が知り合った群馬県茶道会青年部は、流派を超えて交流する全国的に見ても珍しい組織。「相手の流派を知るのは興味深いこと。お互い尊敬し合う関係です」。
身近に感じてほしいお茶の世界
茶道といえば女性のたしなみと思われるが、「もともと男性のものだったので、もっと沢山の男性にもたしなんで欲しい」と話す智太さん。茶道は総合芸術と言われるように、床の間に飾る書や絵、花、茶道具一式を見ても焼き物、塗り物、金物、また部屋の作り、庭園、更には着物と扱う物一つひとつ奥が深い。正式の茶会は“茶事”といい、懐石料理、濃茶、薄茶を頂くのが順序という。そういうと敷居が高く感じられてしまうが、智太さん夫妻は、「茶道を身近に、たくさんの方に触れてほしい」と考えている。結成40年になる群馬県茶道会青年部主催・第39回若茶茶会が、6月29日(日)、群馬県青少年会館で行われる。「お茶会、興味あるけど行っていいのかしら」という方は是非気軽に出向いてほしい。
群馬県茶道学会青年部主催・第39回若茶茶会
日時:6月29日(日) AM10時~PM3時
場所:群馬県青少年会館
チケット:前売り・当日共に1200円(3回の茶席料) *泰山でも取り扱い中。
店名・名称 | ㈱泰山 |
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住所 | 〒370-0862 高崎市片岡町3-1-20 プレステージ101 |
電話 | 027-327-2366 |
営業時間 | - |
HP | http://www.taizan-in.jp |
備考 | FAX:027-327-2347 |