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走る米粉ワッフル屋さん　コメコカフェ「和ゴン」／（移動販売）

（2014年6月9日）

こだわりの生地とソースのトッピング

　米粉のワッフルを提供する「和ゴン」のオーナーは、星野芳（かおる）さん（32歳）。今年９月で丸２年になる芳さんこだわりのワッフル生地は、岐阜県産のハツシモ米粉。普通のコメより粒が大きく甘みがあり、試作の結果、「一番ふわっと仕上がった」。メニューは、定番のプレーン＋選べるソース（自家製ミックスベリー・塩キャラメル・黒みつ・メープルなど）で250円（税込）。トッピングは自家製あずき・ビターキャラメルバナナ・黒ゴマ黄粉など、季節によってフルーツやアイスも選べる。また、甘くないワッフルとして「キノコとアンチョビ」「ポテトベーコン」（280円）も目新しい。回りはカリッと香ばしく、また、甘すぎないところも「和ゴン」のワッフルのおいしさだ。

移動販売の魅力は人との出会い

　実家が食堂だった芳さんは、「コックをしてお店を持つ」というのが幼い頃からの夢だった。調理師の専門学校を卒業後、カフェやレストラン、ダイニングバーなどで勉強を重ね、目標にしていた30歳を前に「移動販売をしてみよう」と独立を決心。友人から車を購入し、３か月程で開業となった。「いろいろな人との出会いが楽しい。地域によってお客さんの雰囲気が違うんですよ」と移動販売の魅力を話す。普段は、特定の場所で曜日ごとに販売したり、イベントに出店するなどして県内を走り回る。そんな芳さんの次の夢、「32歳で結婚」もいよいよ実現することが決まった！
　「幸せとおいしさ」を乗せて走る「和ゴン」の出店先は「和ゴンのブログ」で是非、検索してほしい。