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天然温泉　さくらの湯／（下和田町）

（2014年6月9日）

高崎駅から歩いて12分

　100パーセントの源泉かけ流し温泉を、市街地で楽しめるとは何とも贅沢なこと。高崎駅から徒歩12分の所に天然温泉「さくらの湯」はある。高崎最古の温泉と言われ、毎分360リットルの豊富な湯量も自慢。とろりとまろやかなお湯で、肌を柔らかく乳化させ老廃物を落としてくれるので、入浴後の肌が滑らかになる。体は芯からポカポカと温まり、神経痛や筋肉痛、疲労回復や慢性婦人病などが主な効能。（泉質…ナトリウム－塩化物・炭酸水素塩温泉（中性低張性温泉））。

市街地ならではの魅力

　「ゆっくりお湯に浸かってのんびりくつろいで下さい。食事は持ち込みＯＫ、麦茶のサービスもあります」とさくらの湯・広報担当。「温泉は貴重な地下資源。地域に根差した温泉施設として住民の皆さんと共有したい」との思いから、価格設定も抑えているそう。一人550円・税込で、５枚一組の回数券は2000円。通常より750円もお得に。回数券を利用した常連さんも多いという。平日は年配の方の寄合所的な場としても賑わい、週末は家族連れなど客層も広がる。

いやしの里―さくらの湯

「市街地地下深くに存在する温泉資源は、雨などが降っても地中に浸透しにくいため循環速度が遅く有限な資源。源泉かけ流しの豊富な湯量はとても贅沢」と広報担当。高崎最古の温泉は、市街地でこんこんと湧き出て、来る人の疲れをほぐす“いやしの里”である。