欧風家庭料理レストラン「Richeリッシュ」/飯塚町

(2014年6月3日)





今年10周年の「Riche」

 問屋町駅から程近い住宅街の中にたたずむ「Riche」は、今年オープンして10周年。市内のドイツ料理店に勤めていたシェフ・清水弘さん(41)が閉店に伴ってご夫婦二人で開業、二人できりもりするには「隠れ家風のこの場所が最適だろう」と選んだ場所。細い道が入り組む確かに迷いそうな場所であるが、「わざわざ探してやって来てくださる方をおもてなししたい」と奥様の麻里絵さん。Richeとは「リッチ、豊かな」という意味を表すフランス語。「食べるのも作るのも大好き」という弘さんは、サラダ菜やプチトマト、ナスやキュウリをプランターで作り、実家の畑でジャガイモを作るなど、店で出す野菜も一部自家栽培している。新鮮なサラダは、自家製だからより美味しいのだろう。

料理へのこだわり ランチとディナー

 ふんだんな野菜を使い、ソースなど一から手作りするのがRiche流。パスタのソースも、食材に合せてエビやカニの殻をつぶして取っている。この時期、特に人気のメニューは「完熟トマトとフレッシュトマトの冷たいスパゲティ(980円)」。完熟トマト丸々3個以上を使い、トマトと自家製バジルソースのみの贅沢な一品。予約でなくなってしまうこともあるので、事前の電話が確実だ。メニューは6月に大幅リニューアル。シェフのきまぐれお魚ランチ(1300円)、シェフの気まぐれお肉ランチ(1200円)、ハンバーグランチ(1180円)、野菜たっぷりヘルシーランチ(980円)の他、リゾットやカレーなどがある。客層は女性が中心だが、本を読んでゆっくりランチしていく男性の常連さんもいるという。
 ディナーもオードブルや付け合せ野菜を変えたり、お酒に合せて和風にアレンジするなど、工夫を欠かさない。シェフの豊かな手料理を頂ける「Riche」。これからもどんなパフォーマンスを見せてくれるのか楽しみな、隠れ家風レストランである。

店名・名称 Richeリッシュ
住所 高崎市飯塚町1259-3
電話 027-364-1400
営業時間 ランチ:11:30~15:00
ディナー:18:00~22:00
HP -
備考 定休日:水曜日