高崎のニュースサイト／高崎新聞（たかさきＷｅｂ）

• ホーム > 
• 話題の店 > 
• さりげなくたたずむ まちのお花屋さん　deux tigres（ドゥティグレ）／（あら町）

さりげなくたたずむ まちのお花屋さん
deux tigres（ドゥティグレ）／（あら町）

（2014年4月28日）

deux tigres（ドゥティグレ）の由来

　あら町交差点近くのビル１Fにある花屋さん「deux tigres（ドゥティグレ）」。店名は２匹のトラの意。トラとは似ても似つかない？寅年の幼馴染の女性２人で始めたお店は今年３月で３年目。花屋に勤めていた小野友実さん（40歳）に専業主婦だった吉濱光子さん（40歳）が「一緒に花屋をしないか」と声を掛けた。「好きなことをできるなら」と話は進み、小野さんは本場パリで花のデザインを学ぶため、計３か月の短期留学で２回渡仏した。

パリの雰囲気伝えるお花屋さん

　「パリ市内をいっぱい歩いた。明るい色のストールを巻いて背筋をピンとして歩きたくなるんです」とパリの街に魅了された小野さん。ドゥティグレの店内は、ワントーン落ち着いた色味の花々や観葉植物、ディスプレイがお洒落に配置されている。店内にはお花を保存する冷蔵庫がないが…「自然本来の姿がお花の負担にならないですから」と小野さん。
　花は赤とピンクを中心にそろえ、県産のバラを扱っている。「アレンジメントやブーケなど、かわいいものとか、シックなものとかイメージを伝えて頂ければなんでもお作りします」とのこと。ブーケは500円～、アレンジメントは1000円～。「いつかパリのアンティーク雑貨なども扱っていきたい」と夢は広がる。

お花教室でリフレッシュ

　同店のお花教室は「お家に飾って楽しめるようなものを作ります。決まりごとのある難しいものではないので気分リフレッシュに、気軽に楽しんでほしいです」と小野さん。アレンジメントや花束を作るお花教室は予約制。小野さんが選ぶ素敵な花器に、思い思いに花を生ける時間は自分だけの大切なひと時になりそうだ。