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オリジナルの雑貨がぎっしり！
JAMCOVER　Takasaki／(八幡町)

（2014年4月22日）

　高崎市八幡町のなだらかな丘陵地帯にある若田浄水場近く、白い二階建ての建物１階にJAMCOVER〈ジャムカバー〉はある。店内は、カラフルな雑貨が所狭しと並ぶ雑貨マーケットだ。

簡単に手に入らない雑貨たち

　オリジナルブランドからハンドメイド物、輸入雑貨やアンティークなど、「簡単には手に入らない物たち」ばかりを扱うJAMCOVER。オーナーの小沢理恵さん（43歳）が、東京下北沢に一軒目をオープンしたのは19年前（現在は馬喰町に移転）、高崎店は５月で６年になる。
　専門学校卒業後、ファッション業界でプレスの仕事に従事。まだ雑貨という概念がない時代、「アーティスト作家」という新ジャンルを作るべく店をオープンすることに。出版社やスタイリスト仲間に情報発信してもらい「JAMCOVER」ブランドを確立してきた。
　同店のアーティスト作家は現在50～60人。ブローチや食器、和紙、洋服等、世界に唯一の商品が並ぶ。「数か月に一度訪れる顧客さんも多く、配置換えや個展をしています」と楽しませてくれる工夫も欠かさない。

桐生「りっぷる洋品店」の個展　～５月６日（火）

　只今、桐生の「りっぷる洋品店」の個展を開催中。京都や桐生で織った独自の生地を染め、デザインから縫製まですべてオリジナル、リネンや綿混で着心地が良い。「たくさんの手仕事を経て出来上がっているので、着ると落ち着いた気持ちになるんです」と小沢さん。

　店内にあるポーランド陶器は、藍色やレアなグリーン使いがかわいい。電子レンジやオーブンも使用可でぜひ普段使いしたい。ロシアのマトリョーシカ、モダンなデザインの京都の和紙、同店オリジナルの子供服から大人の洋服、ドイツやフランスなどヨーロッパの雑貨など目移りしてしまう商品たちばかり。ぜひ、自分だけの一点を見つけに出かけてみてほしい。