高崎決戦!ビック対誘電

(2015年09月14日)

富岡市長が始球式

どちらもがんばれ!上野、藤田が対決

 日本女子ソフトボールリーグ高崎大会が12日、13日に城南球場で開催された。高崎市に拠点を置くビックカメラ高崎、太陽誘電、伊勢崎市のペヤングの群馬県内3チームを含む6チームが、二日間にわたって熱戦を繰り広げ、大勢のファンが声援をおくった。ルネサス高崎から移管して今年1月に発足したビックカメラ高崎は、本拠地高崎での初試合となった。
 二日間の高崎大会を締めくくったのが13日の太陽誘電対ビックカメラ高崎の高崎ダービー。富岡市長らの始球式で試合開始となった。先発は、太陽誘電・藤田倭、ビックカメラ高崎・上野由岐子で、日本を代表する両エースが対決した。予想通りの投手戦となったが、ビックカメラが4回に2点を先制し、6回にメーガン・ウィギンズが8号ソロで1点を追加。太陽誘電は、緩急をつけた上野を攻略できず、1ヒット完封に押さえられ、試合は3対0でビックカメラが勝利した。打撃でも期待されていた太陽誘電の藤田は一発が見られなかった。
 ビックカメラ高崎は、通算14勝2敗でトヨタ自動車とともに同率でリーグ12チームの首位。ビックカメラ高崎の宇津木麗華監督は「勝っていくためには、若い選手の精神的な力の強化が必要」、上野投手は「力まずにていねいに投げたことがいい結果につながった。藤田にはホームランさえ打たれなければいいと考えていた」と話した。
 太陽誘電は通算7勝10敗で順位も7位に後退。山路典子監督は「上野と藤田の投げ合いが見どころとなって、ファンがドキドキするような試合をしないといけない。反省点はたくさんある。ビックも強いけれど太陽誘電の執念はすごいねと、見にきてくれた方々に感じてもらえるようがんばりたい。一から出直すつもりで立て直していきたい」と話した。
 試合を観戦していた市内の60代の男性は「ビックカメラと太陽誘電、どちらにもがんばってほしいので、応援したい。どちらの応援席に座るか、とても悩みますね」と話していた。

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