国際合気道大会が盛大に

(2016年10月3日)

大会最終日に行われた国際演武大会

「まるで外国にいるみたい」

 第12回国際合気道大会が9月26日から10月2日まで高崎アリーナで開催された。この大会は4年に1度開催されるもので、今回の開催を高崎市が誘致した。開催前には70を超える国と地域から約1000人が参加する予定とされていたが、連日にわたり2000人を超える来場者を集め、講習会や演武会が盛大に行われた。9月28日からは一般公開も行われ、訪れた大勢の市民も高崎アリーナと世界合気道大会を見学した。
 大会期間中は、高崎アリーナと高崎駅周辺の宿泊施設を結ぶ道路や、中心商店街は外国人参加者でにぎわいを見せ、飲食店や商店でも多くの外国人の来店があった。言語も多様であったために対応に苦慮するケースもあったようだが、商店街も好反応だった。高崎アリーナの近隣では「毎日とてもにぎやかになった。まるで外国にいるみたいです」と話していた。
 2日に行われた演武大会開会式で国際合気道連盟の植芝守央会長は「富岡賢治高崎市長が高崎での開催を誘致してくださり、真新しい高崎アリーナで開催できることをうれしく思っています。世界に広がった合気道のすばらしさを披露してほしいと思います」とあいさつ。富岡市長も「日頃の成果を発揮され、交流を深めていただきたい」と歓迎の言葉を述べた。

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