ペガサス前期優勝の勢いで後期も
(2016年06月24日)
松沼投手コーチが退団
ルートインBCリーグの群馬ダイヤモンドペガサスは、6月18日(土)に城南球場で行われた福島ホープス戦に10対0で快勝し、FUTURE-Eastリーグの前期優勝を決めた。
群馬、福島、新潟アルビレックスBC,武蔵ヒートベアーズが戦うFUTURE-Eastリーグの前期終盤戦となる18日は、群馬、福島、新潟の3チームがゲーム差1・5の僅差で優勝を競り合った。群馬と福島の直接対決で群馬が勝利し、同日、新潟県内で行われた新潟・武蔵戦で、6対9で新潟が敗れたため、翌日の1試合を残して、ペガサスの優勝が決まった。群馬の前期優勝は、2年ぶり5回目。前期最終成績は36試合19勝16敗1分勝率0.553。
群馬・福島戦が先に終了し、城南球場では選手とファンが新潟・武蔵戦の試合結果を待った。新潟が敗れ、ペガサスの前期優勝が決まったことが場内アナウンスされると、歓声が起こり、ペガサスを率いる平野監督らの胴上げが行われた。
平野監督は「うれしいです。ここまでよくがんばった。後期も苦しいゲームになると思うが応援をお願いします」とファンに応えた。髙橋皓紀(ひろき)キャプテンは「優勝できてとてもうれしい。首位となり、今日の試合は自分たちを信じてプレーしていこうと話し合った。後期も初心に戻りがんばっていきたい」と喜びを語った。
前期のペガサスは投手の調子も上がり、継投のリズムが良かった。故障者も多かったが苦しい試合を一丸となって戦った。
一方、今季の投手陣を鍛えた松沼雅之投手コーチが前期で退団することになった。松沼コーチは「昨年の11月に投手コーチに就任し、選手たちを見て感じた事は、まずは能力があり、良くなる投手も多く、ちゃんと教える事が出来れば、目に見えて良くなるのがわかりました。チームが前期優勝でき、夢を追い、死に物狂いでチャレンジしている若い選手たちと多くの経験をさせていただき感謝しております。本当にありがとうございました」とコメントしている。
後期シーズンは6月25日(土)午後1時、城南球場の新潟戦でスタートする。
- 次の記事 高崎アリーナの管理者候補を文スポ財団に
-
前の記事 防犯・ごみマナーカメラが大幅増設に