ペガサス新入団選手を発表

(2015年12月11日)


投手コーチに「松沼弟」

 プロ野球独立リーグ・ルートインBCリーグ群馬ダイヤモンドペガサスは、6日に市内で新入団選手の発表記者会見を行った。
 監督・コーチの陣容は、平野謙監督、松沼雅之投手コーチ、高橋雅裕野手コーチで、川尻哲郎監督の退任により、新体制となった。松沼雅之コーチは、西武ライオンズ黄金時代の球史に残る松沼兄弟の「松沼弟」。
 新入団選手は、投手2人、捕手1人、内野手2人、外野手1人の6人。
 投手の北方悠誠選手は、2012年に横浜ベイスターズにドラフト一位で入団。150km台を記録するが投球フォームに悩み、松沼コーチのもとNPBへの復帰を狙う。ペガサスがドラフトの地元枠で獲得した速水隆成選手は並榎中・桐生第一高校。地元高崎のスターとして期待がかかる。長距離砲として活躍し、NPBをめざす。信濃グランセローズから移籍した竹内大地選手は「ガツガツしたプレーを全力で」と、新天地群馬で勝利への執念を見せる。南拓真投手は、ペガサスの糸井丈之が一目ぼれしたという逸材で制球がみどころ。吉井祐貴選手は打撃面でも実績を示し正捕手を狙いたいと意欲にあふれる。藤井一輝選手は走攻守でレギュラーの一角に食い込みたいと話す。
 平野監督は「選手を育て、来季は全員でがんばりたい。全力のプレーを見てほしい」と話す。松沼コーチは「若い選手を育てるのは得意なので期待してほしい。選手にがんばる気持ちと夢を持たせモチベーションを高める指導をしていきたい」、高橋コーチは「明るく楽しく、厳しい練習と試合で、監督をサポートしていきたい」と話す。
 来年の3月のキャンプインでペガサスは本格始動する。新入団選手は以下の通り。
投手=南拓真(みなみ・たくま/背番号14)。北方悠誠(きたがた・ゆうじょう・背番号99)。
捕手=吉井祐貴(よしい・ゆうき/背番号22)。
内野手=竹内大地(たけうち・だいち/背番号4)。速水隆成(はやみず・たかなり/背番号24)。
外野手=藤井一輝(ふじい・かずき/背番号7)。

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