目標に向かってがんばれ!
(2015年11月24日)
ヤマダ電機杯小学生駅伝
ヤマダ電機杯高崎市小学生駅伝競走大会・長距離リレー大会が22日(日)に浜川競技場で開催された。市内小学生約600人が参加したほか、群馬ダイヤモンドペガサスの東日本大震災復興プロジェクトで、福島県郡山市から少年野球チームが招かれた。
この大会は14回目を数え、5年前からヤマダ電機杯と開催されている。今回は、5回を記念し、シドニー五輪でマラソン女子日本初の金メダリスト、高橋尚子さんをゲストに招いた。
開会式でヤマダ電機の桑野光正常務は「世界をめざしてがんばってほしい」と子どもたちに期待した。群馬ダイヤモンドペガサスの糸井丈之会長は「震災で福島の子どもたちが十分にスポーツができないことで、この大会に福島の子どもたちを招待してきた。今年からBCリーグに福島ホープスが加わり、ホープスの本拠地郡山市から少年野球チームを招いた」とあいさつ。高崎市教育委員会の飯野教育長は「みなさんが、歯をくしばってがんばるその先に、楽しいこと、いいことがあることを高橋さんから学んでほしい」とあいさつした。
ランニング指導で高橋尚子さんは、走る時の姿勢や苦しくなった時に腕の振りの大切さを教え、20年間繰り返し実践している基礎トレーニングを参加した子どもたちと楽しく行った。高橋さんは「強くなるためには、素直になること、あきらめないこと、目標を持つことの3つが大切」と話し、「この中からオリンピック、世界選手権に出てくれることを楽しみにしています」と期待した。
競技では、浜川競技場周辺を回る1・8kmの駅伝などが行われた。思うような記録が出なかった選手は、悔し涙を見せるなど、子どもたちが力いっぱい走る姿に声援と拍手がおくられた。
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