きれいな顔で交通安全見守る
(2018年12月5日)
豊岡小児童がだるま清掃
1年のすす払いをしようと豊岡小学校の6年生が12月5日、中豊岡町の国道18号沿いに設置されている「交通安全だるま」の清掃を行った。
98人の児童が参加し、額に汗をかきながら周辺のゴミを拾ったり、だるまの顔を布巾でぬぐったりしていた。はしごに乗って丁寧に顔を磨いていた子は、「だるまにこんなに近づいたのは初めて。雑巾がかなり汚れたので、綺麗になったと思う」と笑顔で話していた。
「交通安全だるま」は日本一の生産量を誇る「だるまの里」をアピールしようと平成6年、高崎観光協会が設置。高さ1メートル、胴回り2.8メートルの大きなだるまが道路沿いに5体並んで鎮座しており、それぞれ腹に「高崎市」「交」「通」「安」「全」の文字が書かれている。
児童による年末恒例の清掃奉仕は今年で14年目。伝統文化への意識や地域環境を考えようと実施されている。(O)
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