指定避難所11か所に23人が避難/台風21号
(2017年10月23日)
上里見で10月の観測史上最大の降水量
超大型で非常に強い台風21号の接近に伴い10月22日、高崎市は市内の小学校と高南中学校を自主避難所として開設し、そのうち11か所に23人が避難した。
23日深夜には、井野川の水位上昇や土砂災害発生の危険性が高まっていることから、9町内会の3,507世帯8,675人避難勧告を発令した。
▽対象町内会=元島名町、中大類町、下大類町、上滝町、下滝町、綿貫町、吉井町第17~19区(現在は全て解除)
また10月23日は市内の小中学校と公立幼稚園は全て休校となっている。
台風21号は、午前3時ごろ静岡県御前崎市付近に上陸したあと、午前6時には東京・八王子市付近を1時間60キロの速さで北北東へ進んでいる。
県内でも大雨をもたらし、17か所の観測地点のうち13か所で、24時間降水量の10月観測史上最大を記録した。
市内の上里見では23日午前5時30分までに、24時間で133.5mmを記録。2014年10月6日の台風18号で記録した120.5 mmを更新した。
気象庁は、引き続き警戒するよう呼びかけている。(G)
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