O157は不検出で調査継続/ポテトサラダ食中毒
(2017年08月23日)
高崎市保健所が食品加工会社を立ち入り調査
群馬県と埼玉県のスーパーで購入したポテトサラダを食べて食中毒を起こした問題で8月23日、高崎市保健所は製造元となる市内の食品加工会社を立ち入り調査した結果、O157は検出されなかったと発表した。
この問題は、前橋市や埼玉県のスーパー3か所で、今月7日と8日に販売されたポテトサラダを食べた10人の便からO157が検出されたもの。
調査は今月21日と23日の2日間にわたり、保健所職員が実施。8月5日と7日に製造されたポテトサラダからはO157は不検出で、施設内の衛生管理についても問題は確認できなかった。6日製造分の検査はまだ終わっておらず、原因究明に向け引き続き調査を進める。
今回の食中毒の原因となったとされるポテトサラダの主な原材料であるジャガイモ、ニンジン、キュウリ、タマネギ、キャベツは、それぞれ加熱か塩素剤による消毒が行われており、製造後は別の運送会社によって冷蔵車で配送されている。(G)
-
前の記事 ジェトロ群馬事務所に大きな期待