交流人口増加で西口交番強化
(2017年08月18日)
高崎駅西交番開所
群馬県警察が高崎駅西口で進めていた高崎駅西交番の移転新築工事が完成し、18日に開所式典が行われた。新しい交番は、3階建てで、1階とペデストリアンデッキちつながる3階に受付窓口が設置されている。
高崎駅西口の旧交番は、昭和57年の高崎駅ビル完成とともに開設された。高崎駅西口エリアでは、今年4月に高崎アリーナが開館し、秋には高崎オーパが開店するなど、これからも交流人口の増加が見込まれることから、交番も機能強化し、駅周辺の安心安全をより一層高めていくのが新しい交番の目的。新しい交番は延べ床面積278㎡で、旧交番の約4倍の広さがあり、デザインや機能も工夫されている。人員体制は、これまでの3人体制から4人体制の3交替勤務で増強され、交番相談員もこれまでの2人から3人に増員された。
開所式で群馬県警の山本本部長は、新しい駅西交番について「駅利用者の増加、大型商業施設の出店など社会情勢の変化に対応し、警察活動を展開していく。防犯や事故防止、治安の拠点となり、安心安全が実感できるものとしたい」と述べた。
大沢知事は「高崎は大きく発展しようとしており、交流人口の増加が見込まれている。地域の安心安全に力を尽くしてほしい」、富岡市長は「高崎駅周辺の安心安全が確保できる」と新交番に期待した。
高崎警察署の神野署長は「これまで以上に安心安全が実感でき、この交番が安心安全のシンボルとなるよう取り組んでいきたい」と決意を示した。
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