ビューホテルとの交渉大詰めか
(2017年06月19日)
居抜きで地元継承の方向
柳川町の高崎ビューホテルが今年12月末で営業終了することに伴い、高崎市がビューホテル側と協議を進め、別の事業者によるホテル継続をはかっていることについて、富岡賢治市長は、19日の高崎市議会市民経済常任委員会で丸山和久議員の質問に対し、「最後の詰め」に入っていると述べ、ホテル存続の方向で動いていることを示唆した。
地元が居抜きのかたちで取得できるか交渉を進め、30億円と試算される耐震改修費やリニュアルになどにかかる費用を負担する受け皿になどついて調整が進んでいると見られ、富岡市長は「ある程度、目安ができてきた」と感触を述べた。
ビューホテルの問題については市民の関心も高い。来年の会議やパーティ等の会場確保に影響が出ており、まちなかのにぎわいを維持する上でも存続の要望は根強い。
富岡市長の答弁から、地元がホテル建物を居抜きで取得し、耐震・リニュアル改修を行い、事業継承していく方向が濃厚と見られ、今後の動きが注目される。
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