アリーナシャトルの乗客数

(2017年06月14日)


男子バレー3日間で2300人

 高崎アリーナの開館とともに4月1日から運行開始した「アリーナシャトルバス」について、高崎市は14日の高崎市議会一般質問で時田裕之議員の質問に答え、これまでの乗客数などを示した。
 アリーナシャトルバスは、高崎駅西口を発着し、午前8時から午後9時30分まで15分間隔で1日55便が運行されている。高崎アリーナ、城南球場、和田町、あら町を経由する循環経路で一周の所要時間は約24分。運賃は一般100円、子ども50円。
 高崎市の答弁によれば、アリーナシャトルバスの乗車人数は、4月が2518人、5月が2852人。
利用が多かった日は大相撲高崎場所が開催された4月15日が677人、チアリーディングアジア大会が開催された5月13日は669人、6月9日から11日に開催された男子バレーボールワールドリーグは、9日に690人、10日742人、11日に859人で3日間合計2291人となっている。11日夜は試合の終了とともに激しい雨が降り始め、シャトルバスを待つ観客の列がアリーナ前にできていた。
利用は高崎駅・高崎アリーナ間の利用が大多数。その他の区間でもある程度の利用があり、地域住民の交通機関となっている。
 時田議員は、高崎アリーナで大きなイベントが開催される時に限定した臨時運行ではなく、平時も常時運行する路線バスとした理由についてただした。
 高崎市は、高崎アリーナでの大規模なイベントのほか、市民大会、研修・講習会などが行われ、時間帯も幅が広く、大規模イベントでなくても来場者の交通アクセスを確保する必要があること、高崎アリーナに利便性の高い公共交通が整備され、最寄り駅や駐車場からアクセスの良さが国際大会などイベントの誘致に利することを上げた。
 議員はアリーナ利用者と地域住民の交通機関としてアリーナシャトルバスの活用に期待した。

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