国保税の青色軽減判定に全国でバグ

(2017年05月25日)


高崎市は57件

 高崎市は、国民健康保険税の軽減判定の誤りにより、過大・過小徴収があったことを25日の高崎市議会市民経済常任委員会に報告した。
 高崎市によれば、この判定誤りは、全国の自治体で発生している。
 昨年12月に、後期高齢者医療保険料の軽減判定において、後期高齢者医療広域連合電算処理システムの設定に誤りが見つかり、世帯主あるいは世帯員が青色申告を行っている被保険者の一部に、保険料均等割部分の軽減判定が誤って行われ、保険料の賦課誤りで過大・過少徴収が発生していることがわかった。
 このため全国の自治体で、同じ基準で軽減判定を行う国民健康保険システムについて検証が行われた。本市においても同様の誤りをしていることがわかり、一部の被保険者について保険税の過大・過小賦課が判明した。
 謝った賦課により、高崎市で、還付に該当するのは55件で257万1300円、追徴となるのは2件、4万3700円。還付該当者には税額変更とおわびを発送済。追徴該当者には、職員が直接訪問して説明し、理解と協力をお願いする。

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