「いじめ防止」で教諭研修会

(2017年05月24日)


国方針の改訂

 高崎市内の小・中・特別支援学校、高経大附属高のいじめ防止担当教諭の研修会が23日に行われた。
 高崎市では「いじめ防止対策推進法」の制定前から、いじめ防止対策に全市で取り組んでおり、学校ごとにいじめ防止基本方針を策定、子どもたちを主体とした活動で成果を上げている。平成26年度から、各校にいじめ防止担当教諭が置かれ、連絡調整を担当しており、この日の研修会には各校から85人の担当教諭が参加した。今年3月に、国のいじめ防止基本方針が改訂され、各校の取り組み方針の見直しが研修された。また、各校の取り組みについてグループ研修も行われた。
市教委によれば、今回の改訂項目は、高崎市のこれまでの取り組みに盛り込まれていた内容が多く、各校とも大きな見直しは必要ないという。
 飯野教育長は「いじめ防止対策は、子どもたちの命を守ることで、これだけやれば、十分だということはない」と述べ、児童生徒、保護者にいじめ防止対策推進法の条項を浸透させていくことなどを課題として示した。

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