ふるさと納税の返礼品を拡大
(2015年09月11日)
高崎高島屋とコラボも
高崎市は、9月11日からふるさと納税の返礼品に高崎市内の有名スイーツや高級ブランドと知られる農畜産物などを加え、これまでの20品目から91品目に大きく拡大した。また、高崎高島屋とコラボレーションした12品目も加わり、合計103品目のラインアップとなっている。高島屋がふるさと納税で自治体と連携するのは、鳥取県米子市に続いて2例目。
ふるさと納税は、今年4月から寄付金の控除限度額の引き上げと手続きの簡素化が行われたことや、自治体からの返礼品に「お得感」があることから、全国的にブームとなってきている。
高崎市では、返礼品カタログ(26ページ)を作成し、高崎市へのふるさと納税をPRする。この返礼品カタログは、百貨店のギフトカタログのような出来栄えとなっており、高崎市の特産品の宣伝としても貢献しそうだ。インターネットのふるさと納税サイトからも選ぶことができる。
返礼品は、寄付金額の応じて選んでもらい、1万円以上~3万円未満、3万円以上~5万円未満、5万円以上~10万円未満、10万円以上の4区分。
高崎高島屋とコラボレーションした返礼品では、1万円コースは高崎ハムセットなど、3万円コースはハーゲンダッツアイスクリーム詰め合わせなど、5万円コースは上州黒毛和牛すき焼き用など、10万円コースは群馬グルメコースで赤城和牛など群馬の味が年4回届けられる。高島屋の店舗網により、全国都市部での広がりが期待できる。
高崎市では、返礼品の品揃え拡大でふるさと納税の寄付金額増加につなげるとともに、高崎市の特産品全国に広めていきたいと考えている。
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