めっちゃうまい 大阪で高崎グルメに客殺到
(2017年05月8日)
1時間待ちの行列が連日できた
小だるまの当たるくじは老若男女に人気
ひときわ賑わいを見せる開運たかさき食堂
4年に1度の食博覧会/62万人が来場
高崎の魅力を全国に発信しようと、高崎観光協会と高崎市が連携し「チーム高崎」として参加した「‘17食博覧会・大阪」が5月7日、10日間の日程を終え閉幕した。高崎の多彩なグルメを紹介した「開運たかさき食堂」には連日行列ができるなど多くの客が訪れ、食の都・大阪で「高崎」が抜群の注目を集めた。
食博覧会は4年に1度、大阪市で開催される日本最大級の食の祭典で、国内だけでなく海外からも多くの関心が寄せられる。今年はゴールデンウィークの10日間で約62万人が来場。チーム高崎は4年前の2013年に引き続き2回目の挑戦となる。
開運たかさき食堂が出展したのは、全国の自治体が集まる「日本の味くらべ館」。北は北海道から南は鹿児島まで27の道府県がしのぎを削る。市内で人気を集める6店が、焼きまんじゅうや高崎パスタ、もつ煮、豚肉料理、高崎スムージーなどを販売した。赤を基調とした出展ブースは派手なのぼりや力強い文字で書かれた看板などで飾られ、デザインにも趣向を凝らし、行き交う人の目を引いた。
特に高崎名物の焼きまんじゅうや、高崎小籠包、もつ煮などには客が殺到し、30分待ち、1時間待ちといった長蛇の列となった。さらに高崎土産コーナーでは、和菓子などのスイーツや、高崎産ジャム、ジュースなどの農産物加工品も人気で、最終日までに完売商品が続出した。
大阪市内から来たという女性は「焼きまんじゅうはテレビで見て、ぜひ食べたいと思っていた。見た目より軽い味わいで、何個でもいけそう」と笑顔でほおばっていた。
食博開始当初、各自治体が集客に苦戦する中、高崎がひときわ賑わっていたため、次第に「話題の高崎ブース」として脚光を浴びることに。通常の客だけでなく、食いだおれの街・大阪の飲食店関係者や、各自治体などから多数の視察が訪れた。また在阪の主要テレビ局・朝日放送のニュースにもなるなど、メディアもこぞって高崎ブースの賑わいを取り上げていた。
高崎観光協会の担当者は、「前回2013年の経験が大きく生きた。関西の中心、大阪で高崎の魅力を大いに発信できたことは非常に意義深い。売り上げも倍以上となり、大成功だったと思う。民と官が一体となり、今後も高崎の魅力を全国に向け、切れ目なく情報発信し続けていきたい」と熱く語っていた。(G)
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