榛名湖ワカサギ釣りが解禁に
(2015年09月2日)
5年ぶり出荷解除
榛名湖のワカサギ釣りが9月1日に解禁になり、榛名湖漁業協同組合では5年ぶりに出荷解除となった。
昨年まで、東日本大震災の原発事故による放射性物質の影響が残っており、ワカサギの出荷自粛を前提とした解禁となっていた。今年に入り、群馬県水産試験場でワカサギの放射性物質を検査したところ、食品の基準値1kg当たり100ベクレルを下回り、安定的に50ベクレル前後の数値となったため、8月28日付けで群馬県の出荷自粛要請が解除された。
高崎市では9月から10月にかけて釣りボートで榛名湖のワカサギ釣りで楽しみ、秋の味覚として堪能してもらえるとしている。解禁前の試し釣りの釣果では一日で800匹ほどを釣り上げた人もいるという。
開場期間は9月1日(火)から11月30日(月)まで。遊漁料は1日券700円(中学生まで免除)。釣りボートは一日3000円(2人乗り)。遊漁券は現地の取扱所、自動販売機で販売。開場時間は9月~10月が午前6時から午後4時。11月は午前7時から午後4時。問い合わせは榛名湖漁業協同組合の水月亭・野口組合長まで。電話027・374・9160。
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