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全国学力テストの結果にも

　地域の力を生かし、高崎市内の全小中学校で児童・生徒の学力向上に取り組んでいる「学力アップ大作戦」の報告会が、２月１７（金）に高崎市役所で行われた。この報告会には各校区の地域運営委員代表と学校長が参加し、実践報告や意見交換を通じて来年度の実施に生かしていく。
　学力アップ大作戦は今年度で３年目となり、地域に定着している。これまでの取り組みにより、子どもたちは「わかる喜び」や「勉強する楽しさ」を実感するなどの成果が報告されている。高崎市教育委員会の飯野教育長は「高崎市の児童生徒の学力が上がっていることが全国学力テストなどの結果にも現れている」と話し、この「学力アップ大作戦」が子どもたちの学力向上につながっていることに手応えを持っている。
　高崎市教育委員会では、来年度から、この取り組みの主体となっている地域運営協議会が活動しやすいよう、委託方式に切り替え、運営に必要な消耗品購入や報償費の支出、独自事業費などがより円滑に進められるよう、制度を整えていく考え。