東口に大規模駐車場
(2017年01月25日)
太陽誘電地内など
高崎市は25日の高崎市議会・建設水道常任委員会で、市が高崎駅東口に建設している高崎文化芸術センター(仮称)=平成31年3月竣工予定=の利用者駐車場を東口エリアに整備し、近隣住民の生活に支障がないようつとめていく考えを、あらためて強調した。市は高崎市議会に対して、この整備計画の説明をこれまでに行っている。
高崎市によれば、高崎駅東口線をはさんで高崎文化芸術センターの向かい側となる太陽誘電株式会社・グローバルセンター(栄町)の事業地に、1500台規模の立体駐車場を整備する方針。高崎市は高崎駅東口線の中央部にペデストリアンデッキを建設し、高崎駅と高崎文化芸術センターを接続するが、今回計画された立体駐車場もペデストリアンデッキが接続できれば、通行も安全で利便性も高い。
太陽誘電は栄町のグローバルセンターについて、新たな考えを持っているものと見られ、高崎市が駐車場を整備するための用地を確保できる見通しとなっているようだ。他にも太陽誘電に関係する駐車場物件が見込まれ、高崎市は引き続き、同社との協議を重ねていく。
高崎文化芸術センターの開館に伴い、来館者による道路渋滞を心配する声もあり、駐車場の整備計画は重要となっている。市は東口エリアに合計で2800台分の駐車場を考えており、高崎文化芸術センターの開館までに、利用者をまかなえる駐車場が準備できるようだ。高崎市は周辺地域に周知説明をはかっていく。
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