「次の手」示す富岡市長

(2017年01月16日)


警報避難時に公用車活用

 富岡賢治市長の後援会「新春の集い」が15日に群馬音楽センターで行われ、満場の支持者を集めた。
 後援会連合会の高橋会長は「地域後援会や各種団体など富岡市長を応援する組織は約80団体となり、高崎市の隅から隅まで支援が広がり、根を張っています。皆様の力が富岡市長の力の源泉となります」と更なる支援を訴えた。
 登壇した富岡市長は、これまでの政策実績を述べるとともに、避難準備情報などが発令されて高齢者らが避難する際に、足が悪いなどの理由で、自力で避難することが困難な人に対し、公用車を使用していく考えを示した。高崎市には公用車が32台あり、高崎市役所に電話をすれば避難者の自宅まで出向く仕組みにする。
 また撤退が発表された高崎ビューホテルの問題については「高崎ビューホテルは黒字体質にあるが耐震工事に30億円から40億円かかるとされ、短期での回収ができないと判断したようだ。高崎に新しいホテルを作りたいと考えている企業は多く、これを機会に高崎のホテルの体制にも取り組んでいきたい」と意欲を示した。高崎市の集客施設整備、ビジネスの活性化などにより交流人口が増加し、宿泊需要の増加も見込まれていることが背景にあると考えられる。富岡市長は高崎スマートIC産業団地や高崎アリーナなどによる高崎市の活性化・雇用の創出、出向く福祉や子育て支援策などについても触れ、高崎の活力によって更に福祉を充実させ、市人口を増やしていく意欲を見せた。

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