県内新設住宅の２割超が高崎に

（2016年08月17日）

アパートは県全体の約半数が集中

　群馬県が示した平成２８年６月分の新設着工戸数で、群馬県全体の６月の着工数は、前の月よりも１７０戸多い１２０２戸となり、前年同月比も１６％増となった。内訳は、一戸建てが１０６９件、共同建が１３３戸。
　高崎市の６月の着工数は、前月よりも１１戸多い２２６戸で、前年同月比も１７％増となった。
　消費税引き上げの駆け込み需要で平成２５年度の着工数が伸び、その反動で２６年度は大きく落ち込んだものの、高崎市の２７年度の着工数は持ち直しを見せ、駆け込み需要のあった２５年度と同程度まで回復を見せた。
　４月から６月までの第一四半期の高崎市の着工数の合計は、７５３戸で前年同期を１７％上回っている。高崎市の着工数は群馬県で最も多く、県全体の約２２％を占めている。アパートやマンションなどの共同建は、群馬県全体の約半数が高崎市に集中している。