納豆の味を食べくらべる
(2016年07月13日)
12種の納豆に舌鼓
7月10日は納豆の日。その翌日、上中居町にあるノアールカフェで「豆まみれの会」と題する納豆の味を食べ比べる会が開かれた。主催した西村翔さん(28歳)は、市内で蕎麦職人として修業する傍ら、食の研究の一環として日本の伝統的な発酵食品に注目。「店頭に何種類も並ぶ納豆を見て、まだ知らないお気に入りの味があるのではないか」と思い、企画を思いついたと話す。休日には茨城県に通いつめ、様々な納豆を試食。高崎では売られていないような納豆にも出会い、通信販売で取り寄せた。
当日、会場には20人程の来場があり、和紙に書かれた納豆の説明書きを見ながら、持参した茶碗にご飯を盛り、思い思いに納豆と薬味を乗せ味の違いを楽しんでいた。参加した30代の女性は「12種類全部制覇しました。黒豆の小粒納豆が美味しかった」と話し、40代の男性は「おかかと鮭が入った北海道産の納豆は御飯がすすむ」と珍しい納豆に舌鼓を打った。
西村さんは「昔ながらの藁納豆や経木に包まれた納豆のコクに薬味の香りが合わさった納豆は食として完成されていると思った」と言い、「今後も興味ある食材について追究し、来場してくれる方に楽しんでもらえたら」と話している。
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