高崎看護学校44名の卒業生

(2016年03月3日)


 独立行政法人国立病院機構 高崎総合医療センター附属 高崎看護学校(高崎市高松町36番地)は3月3日、第43回卒業式を迎えた。44名の卒業生は袴やスーツに身を包み、引き締まった表情で卒業証書を受け取った。
 石原弘学校長は「患者さんの心に寄り添う看護を育くみ、明日を見つめて一歩一歩進んでいってほしい」と卒業生に言葉を贈った。卒業生代表の高橋若奈さんは「3年前、夢の一歩を踏み出し、瞬く間に時が過ぎた。実習では、患者さんの思いにどう応えたらいいか悩んだこともあった。先生方が親身になって相談に乗ってくれ、患者さんにありがとうと言われた時の感動は忘れられない。患者さん一人ひとりに学ばせてもらったことに感謝したい。また、共に困難を乗り越えながら44名、全員そろって支え合い卒業の日を迎えることができた」と3年間を振り返り、教師や仲間、家族の支えに感謝を述べていた。
 同看護学校は、平成27年3月までに1600人余りの卒業生を輩出し、全国の医療機関の現場、保健師、助産師、看護教員として活躍、国家試験の合格率は9割を超えている。

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