年内にビックカメラ高崎の拠点
(2016年02月15日)
浜川運動公園に隣接
ビックカメラ女子ソフトボール高崎(ビックカメラ高崎)の拠点となる宿舎と屋内トレーニング場の建設が浜川運動公園の隣接地で進められ、15日に着工した。
宿舎は鉄筋コンクリート3階建て、延床面積1290㎡、屋内トレーニング場は鉄骨造2階建て、延床面積550㎡。平成28年12月竣工予定。
ビックカメラ高崎は、高崎市の仲介でルネサス高崎からビックカメラにチームが移管されて昨年1月に誕生し、2015年シーズンはリーグ優勝を飾った。宇津木麗華監督のもと、上野由岐子選手兼コーチなど日本を代表するスター選手を擁し、高崎市民の大きな誇りとなっている。ビックカメラ移管後も、チーム宿舎や練習場は、ルネサス高崎の施設を借用しており、ビックカメラ高崎の新しい拠点づくりが進められてきた。
ビックカメラ高崎と太陽誘電女子ソフトボールの強豪2チームが所在する高崎市は、ソフトボールのメッカとして、ソフトボール場4面を含む浜川運動公園の拡張を進めている。富岡市長は、この拡張計画の中で、ビックカメラ高崎のホームグラウンドとなるソフトボール場の整備を急ぐ考えを示している。新しく建設されるビックカメラ高崎の宿舎・屋内トレーニング場との集積性・連続性により、高崎を「ソフトボールのまち」として知名度やブランド力を高めるシンボルとなる。
今年9月には、国際女子ソフトボール大会が城南球場で開催される予定。国内リーグでの在高崎チームの活躍との両輪で、市民の夢を大きくふくらませてくれることだろう。