シネマテークたかさき賛助会員
(2020年04月7日)
高崎の映画文化を守るために今できること
あら町のシネマテークたかさきは、新型コロナウイルス感染予防と拡散防止のため4月6日(月)から短縮営業を実施している。また劇場内は土日祝日で3割、平日で5割に定員を削減して、座席間隔を空けて鑑賞できるよう対策をとりながら、映画で心豊かになる機会を市民に提供し続けている。ただ、おのずと動員や売上は減少し、この状況が長く続けば映画館存続の危機に直面する。
そんな中で、賛助会員として映画館を支えようという動きが始まっている。映画館存続のための寄付の意味を持つ賛助会員制度はシネマテーク開館当初からあるが、「映画を愛するまち」に暮らす私たちが改めて注目すべきものではないだろうか。
個人会員は1口3,000円からいつでも入会可能で、会費に応じて映画鑑賞招待券が贈られるほか、会員証の掲示でいつでも鑑賞料金が割引になるなどの特典がつく。申込方法は、映画館窓口のほかに郵便振替や銀行振込も対応。「今は家から応援して、落ち着いたら映画を見に行こう」というのも先に待つ希望や楽しみがあっていい。
群馬県出身で日本映画界に欠かせない名バイプレイヤー・渋川清彦さんも7日(火)にシネマテークを訪れ賛助会員に入会。市民からも映画館を支える熱い想いが徐々に届けられはじめている。
私たちの街には誇るべき小さな映画館・シネマテークたかさきがあり、いつも日常のすぐそばに良質な映画があるということの大切さを改めて気づかせてくれるこの機会に、ぜひ多くの人に高崎の映画文化を守る一翼を担ってほしい。
賛助会員の入会について詳しくは、シネマテークたかさきWebサイトで募集している。
Webサイト:http://takasaki-cc.jp/sanjyo/
問合せ:TEL.027-325-1744
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