職員800人で市内を除雪
(2016年01月18日)
朝7時には500人が出動
高崎市は、18日の積雪で、同日お昼過ぎまでに、職員800人を出動させ、本庁や各支所地域の除雪作業を行った。
17日午後6時30分に前橋地方気象台から大雪警報が発表され、高崎市は警戒本部を設置。同日深夜から職員150人が警戒した。18日午前6時に除雪隊として200人が出動、午前7時には500人に増員し、正午過ぎまでに800人を動員した。まちなかでは、高崎駅周辺から中心市街地に範囲を広げて除雪した。また、市民からの要請により、高齢者宅などへ雪かき支援隊を派遣した。18日昼過ぎまでに7件の要請があった。
また、大雪災害に備えた協定で、市内の土木建設業者も待機し、18日午前4時頃には幹線道路や降雪量の多い地域の除雪を行った。
高崎市立幼稚園、小中学校、特別支援学校は、17日夕の時点で、18日の登校時間を午前10時30分とすることを決めていた。
市では、平成26年2月の大雪の経験から除雪機31台を導入し、今回、フル稼働となった。また地域の除雪に役だててもらうため、スコップを各地区公民館に10本、区長を通じ529町内に各5本を配っている。
高崎市では、平成26年2月の大雪を教訓に「30センチの積雪が予想され、前回の大雪を想定して対応した」と話す。市民への情報伝達としてラジオ高崎が、24時間体制で対応し、市内の大雪情報、交通情報などを細かに放送した。
雪の影響で、18日朝はJR在来線の遅延や運転見合わせにより、通勤通学に大きな影響が出た。高崎駅コンコースでは大勢の乗客が運転再開を待ったほか、駅東西口ではタクシーを待つ長い列ができた。
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