ひとり暮らし高齢者を訪問調査
(2015年12月11日)
「ひとり暮らし高齢者基礎調査」の結果の概要
「ひとり暮らし高齢者基礎調査」から見た地区別の高齢者の状況
あんしんセンターや防災活動に生かす
高崎市は、平成27年6月1日現在の、ひとり暮らし高齢者について、このほどまとめた。民生委員が訪問により聞き取り調査した。
高崎市の高齢者数は9万6249人、高齢化率は25・9%で、高齢者数、高齢化率ともに年々増加している。
ひとり暮らし高齢者は、男性3973人、女性8795人の合計1万2762人で、756人(6・3%)増加した。高齢者全体に占めるひとり暮らしの比率は13・3%前年よりも0・6%増加した。
高齢化率が高いのは倉渕地区40・9%、北32%、榛名と長野30・7%、上郊30・1%。低いのは堤ケ岡18・4%、東部19・8%、佐野20・2%。
ひとり暮らし率が高い地区は中央23・8%。南20・4%、城南20・2%。低い地区は国府8・3%、大類と滝川が8・8%。
健康状態や心配事の傾向は、これまでの調査と同じ傾向となっている。
健康状態は、「ほとんど病気もなく健康である」38・5%。「何らかの障害や慢性の病気はあるが、日常生活に支障はなく、交通機関等を利用してひとりで外出する」33・0%。「何らかの障害や慢性の病気はあるが、日常生活に支障はなく、隣近所へなら外出する」15・4%。「家の中での生活はおおむね支障はないが、介助により外出する」4・5%。
「家の中での生活はおおむね支障はないが、寝たり起きたりで、介助なしには外出できず外出頻度も少ない」2・4%。「家の中での生活にも何らかの介助が必要で、寝ていることが多い」1・3%。
健康のことや体調を崩したときの身の回りのことを心配している人が多い。相談相手は、子ども、兄弟姉妹、親族、隣近所、友人、知人、民生委員となっており、近くに血縁者がいない場合は、近所や民生委員が支えになっている。
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