高崎の発展へ新たな決意
(2015年11月20日)
商工会議所が盛大に120周年
高崎商工会議所が創立120周年を迎え、19日に記念式典が市内ホテルで開催された。
高崎商工会議所は、明治28年(1895)11月18日に当時の高崎の商業を担った絹商人たちによって「高崎商業会議所」として誕生した。群馬県で最も早い設立となり、初代会頭に中島伊平が選ばれ、井上保三郎、山田昌吉ら歴代会頭をリーダーに、高崎の産業発展の牽引力となってきた。
この日の式典には、会員企業など340人が集まり、福田康夫元総理、大澤正明群馬県知事、富岡賢治市長、齋藤一雄群馬銀行頭取、曽我孝之県商工会議所連合会長が祝辞を述べた。
高崎商工会議所の原浩一郎会頭は、「諸先輩方の優れた先見性と進取の気風に敬意と感謝の気持ちを持ち、地域の活性化に主体的に取り組んでいきたい」と決意を述べた。
福田康夫元総理は「高崎商工会議所の活躍が高崎市民の原動力であり、中小企業の力がアジアでも強く求められている」、富岡市長は、「高崎商工会議所の活動は日本でもトップクラスであり、頼りにしている」と述べ、高崎商工会議所の更なる発展に期待を込めた。
120周年を記念し、功労者表彰と三遊亭小遊三さんの記念講演「笑う門には福来る」などが行われ、大きな節目を祝った。
特別功労者表彰受賞者は次の通り。敬称略。
山田富二。石田安利。原浩一郎。馬場敏夫。藤井秀久。一文字雅晴。吉田吉太郎。根岸良司。金子正元。富田惠一郎(故人)。有田喜一。金井功。