第9回かみつけの里古墳祭り
(2018年10月16日)
古代の“王の儀式”へタイムスリップ
古代の重要な遺跡が集まる上毛野はにわの里公園とかみつけの里博物館で、10月21日(日)午前10時から「かみつけの里古墳祭り」が開催される。今から1500年前にこの地を治めていた有力な王について、考古学の研究成果を基にしたオリジナル脚本の“王の儀式”の再現劇が上演される。稽古を重ねた公募キャストが八幡塚古墳を舞台に、古代の衣装をまとい儀礼の世界を再現。タイムスリップしたかのような古代ロマンを感じるイベントだ。
当日、王の儀式は午後1時に“王の館でのまつり”、午後2時からは“古墳でのまつり”の二部構成で上演される。また、会場ではミニ円筒埴輪づくりや勾玉づくりなどの体験ができたり、古代米の試食もできたりと古墳時代の暮らしや文化に親しめる催しがたくさん企画されている。また、長崎県壱岐市の博物館からこの日のためにやってきた海の香りがする出張ワークショップというのも注目だ。
そのほか農産物直売やおいしいものがたくさん並ぶ“かみつけ市”、この時季に嬉しい味噌こんにゃくやすいとんの配布、井出祭り太鼓の演奏などで盛り上がる。さらに公園内の二子山古墳はこの時季の名物の30万本のコスモスが満開を迎えている。古墳の上からの眺めは絶景とのことなので、ぜひ古代ロマンの風が吹くはにわの里公園で豊かな秋の一日を過ごしてほしい。
会場:上毛野はにわの里公園、かみつけの里博物館
日時:2018年10月21日(日) 午前10時~午後3時
問合せ:かみつけの里博物館 TEL.027-373-8880
- 次の記事 第29回高崎マーチングフェスティバル
-
前の記事 ペガサス 日本一/プロ野球BCリーグ