企画展「葉画家 群馬直美の葉っぱたち展」
(2018年04月16日)
ユニークな葉っぱ割引も実施
葉っぱたちをテンペラ画技法で緻密かつ温かいまなざしで描く、”葉画家”群馬直美の作品の展覧会が4月27日(金)から高崎市染料植物園内の染色工芸館で始まる。高崎市出身の群馬直美は、東京造形大学絵画科在学中に新緑の美しさや葉っぱの生命力に深く癒された経験から「葉っぱ」をテーマとした創作を開始。その中で、西洋の伝統的なテンペラ画技法と出会い、ありのままの様子を丹念で緻密に描く作風を確立。葉っぱ1枚1枚に向き合い、葉っぱの声に耳を傾けるかのような温かいまなざしを感じる作品たちを生み出している。
今回は、染料植物園での展示ということで園内でも見ることのできる染料植物を描いた作品を中心に紹介され、それらの植物で染めた草木染の資料も展示される。展覧会サブタイトルに「え!?ぼくらも染料植物!」とあるように、ザクロやクリ、ビワやウメなど食べる方でおなじみのものも染色に利用できる植物として作品が並ぶので、大人も子どもも新たな発見や学習ができそうだ。さらに、葉っぱや植物の模様の服やスカーフなどを身に着けて来館すると、「葉っぱ割引」で個人で来館しても団体割引料金で入館できるというユニークなサービスも実施される。
会期中はアーティストトークやワークショップ、学芸員によるギャラリートークも開催。作家のまなざしでとらえられた温かみと生命力にあふれた葉っぱたちの鑑賞にあわせて、新緑の植物園でも豊かな自然を満喫できる。
会場:高崎市染料植物園 染色工芸館
開館時間:午前9時~午後6時(最終入館は午後5:30まで)
会期中の休館日:5/1(火)・7(月)・14(月)・21(月)・28(月)、6/4(月)
入館料:[一般]200円 [大高生]150円
※20名以上の団体は割引料金
※葉っぱや植物の模様の服やスカーフなど身に着けて来館で「葉っぱ割引」
※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の交付を受けた方および付添いの方1名は無料
※65歳以上の方、中学生以下は無料