15年続ける“ふるさとライブ”
(2015年08月29日)
経大附卒の黒沢さんがジャズライブ
9月5日(土)午後3時30分から上豊岡町のジャズ喫茶「K-Note(ケイノート)」で黒沢綾さんのジャズライブが行われる。
黒沢さんは高経大附属高校の音楽系コースを卒業し、尚美学園大学JAZZ&POPコースの一期生として入学、2004年に首席で卒業した。在学中にジャズに傾倒しジャズシンガーとして活動を始めた。都内を中心に音楽活動を行うとともに、作詞作曲も手がけ、これまで2枚のアルバムを発表している。
音楽教室を営む母親のもと、幼い頃から音楽と共に育った。透明感のある歌声が黒沢さんの魅力で、「この声は母から譲り受けたもの」と黒沢さんは語る。2009年に発表したファーストアルバムの制作中、音楽的にも大きな影響を受けた母親が他界し、黒澤さんは「自分の声は母にとても似ていて、声に母が宿っているように思えた。母譲りの歌声をもっと大切にしていきたい」と音楽的にも大きな転機になったという。
K-Noteでのジャズライブは、黒沢さんが学生時代から年に1回開き、15年間続けてきた。大学のクラスメートで前橋出身のベーシスト細野慎平さんと「地元凱旋ライブをやろう」と意気投合し、毎回、ゲストミュージシャンを招いて楽しいステージを行っている。
今回は、オリジナル曲とジャズ、ボサノバのスタンダード曲なども取り入れ12、3曲の演奏を予定しているそうだ。「子育て世代にも聞いてほしい」と子連れの来場も大歓迎。「音楽への入り口を広げていきたい」と語る。
演奏は、黒沢さん(歌・ピアノ)、寺屋ナオさん(ギター)、細野慎平さん(ベース)、藤橋万記さん(パーカッション)で、これまでそれぞれのメンバーとはセッションなどを行ってきたが、この4人でのユニットは初顔合わせになるそうだ。
午後3時開場、午後3時30分開演。入場料は1ドリンク付き2000円。問い合わせはK-Note(高崎市上豊岡町269-4)。電話027・328・0890.