布袋さんライブに2万5千人
(2016年07月4日)
MUSIC FESTIVAL2016
高崎市営のレコーディングスタジオ「タゴ・スタジオ・タカサキ」が主催する野外ライブコンサート「MUSIC FESTIVAL2016」が3日(日)にもてなし広場で開催された。
アマチュアミュージシャンのオーディション決勝と、高崎が生んだ伝説のロックバンド「BOOWY」のギタリスト布袋寅泰(ほてい・ともやす)さんのライブコンサートが行われ、会場のもてなし広場に1万人のファンがつめかけた。もてなし広場で入場制限が行われたため、入りきれなかった1万5千人が会場周辺の大型モニターでコンサートの様子に見入っており、合わせて2万5千人が来場した。
若い才能を発掘するオーディション決勝は、カラオケ、シンガーソングライター、バンド各部門の出場者の中から、小玉しのぶさんが最優秀賞を獲得した。
今年、デビュー35周年の布袋さんは、この日のステージで、ギターを弾きながら左足を高く上げてリズムをとる「足上げステップ」のパフォーマンスを随所で披露し、満場の来場者を魅了。高崎の風景や布袋さんがギターと出会い、夢を抱いた14歳の頃を歌詞に盛り込んだ新曲など8曲を演奏し、「夢は全部かなわないかもしれない。でも夢に向かう自分のチャレンジに誇りを持ってほしいと思います」と高崎でのアマチュア時代を振り返りながら語っていた。アンコールは「BOOWY」時代の名曲2曲で盛り上がった。
この日の日中は強い日射しで気温も上昇し、場内では冷水を浸した大量のタオルを来場者に無料で配布、水分補給など熱中症対策を司会のJOYさんが繰り返し呼びかけた。高崎市等広域消防局による救護所が設けられ、体調を崩した来場者が救護班の介護を受けた。
高崎のまちなかでは、高崎駅から城址エリアにかけ、このライブコンサートの来場者で多くの人出があり、午前中からにぎわいを見せていた。
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