新春はにわ祭り
(2023年12月15日)
HANI-1グランプリの人気埴輪が集結
質と量ともに全国でも突出した“埴輪大国”である群馬の多様な埴輪にふれることができる特別展「新春はにわ祭り」が12月16日(土)から県立歴史博物館で始まる。2018年に好評を博した群馬県内出土の埴輪100体の人気投票「HANI-1グランプリ」で上位入賞した人気埴輪を一堂に集めるほか、多様な埴輪資料がそろう埴輪ファン必見の展示だ。
今回は、HANI-1グランプリで見事1位に輝いた目を細めて愉快に笑う〈笑う埴輪〉、日本代表としてパリの展示に行ったこともある〈盾持ち人埴輪〉、馬にちょこんと乗る人のサイズ感が微笑ましい〈人が乗る裸馬埴輪〉、円筒埴輪になぜか人面というシュールさが魅力の〈人面付円筒埴輪〉など、歴史的価値に加え見た目にも楽しく面白い人気埴輪が勢揃い。会期中は関連のトークショーや、ワークショップも多数行われる。
また、「昭和のくらし」展も同時開催。炭火アイロンや白黒テレビなど昭和の暮らしで使われてきた生活道具の展示や、茶の間など生活の場を再現し、懐かしさや驚きとともに人々の生活の変遷を知ることができる。
ユニークな埴輪を見てにっこり、昭和の暮らしにほっこり、歴史博物館の展示でぜひ心温まる体験を。
会場:群馬県立歴史博物館
会期:2023年12月16日(土)~2024年1月28日(日)
開館時間:午前9時30分~午後5時(入館は4時30分まで)
休館日:月曜(1/8は開館し翌1/9休館)、年末年始(12/29~1/3)
観覧料:一般500円、大高生250円、中学生以下無料
*身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方及びその介護者1人は無料(ミライロIDも可)
TEL:027-346-5522
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