村上鬼城顕彰 全国俳句大会
(2020年04月28日)
6/1まで投句受付中
人間が本来持っている生きる不安をしっかり見据えながら日常を詠み、境涯の俳人といわれ近代俳句に多大な功績を遺した俳人・村上鬼城。その文業と人となりを永く後世に伝え顕彰する「村上鬼城顕彰 全国俳句大会」が今年も行われ、現在投句を受け付けている。
村上鬼城は幼少期に高崎に移り住み、明治・大正・昭和を通じて全国で最も優れた俳人の一人として73年の生涯を終えるまで高崎で活躍した。昭和62年、鬼城の五十回忌を記念して始まった全国俳句大会は今年で34回目の開催で、毎年群馬のみならず全国から多くの応募作品が寄せられている。
「全国俳句大会」の作品は未発表の雑詠2句を1組として専用応募用紙に記入し郵送で応募。一般応募に加え、県内高校生からも作品を募る。群馬県知事賞・高崎市長賞ほか入選作品は9月21日(祝・月)に高崎シティギャラリーで予定されている全国俳句大会で発表となる。極めて身近な距離での日常を過ごしている今だからこそ感じる風景と心の有り様を俳句で表現してみてはいかが。
また、2019年4月から2020年3月末日までに発表された30句を一つの作品にして応募する「村上鬼城賞」も現在受付中。こちらは本賞である鬼城賞と佳作・新人賞が選ばれる。
〈第34回 村上鬼城全国俳句大会〉
募集作品:雑詠2句1組(何組でも応募可。未発表作品に限る)
投句方法:専用投句用紙にて郵送で応募
投句料:1組につき1,000円を郵便振替で支払 ※高校生は学校を通しての応募で無料
締切日:2020年6月1日(月)当日消印有効
〈第33回 村上鬼城賞〉
募集作品:2019年4月~2020年3月末日までに発表された作品30句
応募方法:専用投句用紙にて郵送で応募
整理費:3,000円を郵便振替で支払
締切日:2020年6月1日(月)当日消印有効
専用応募用紙ダウンロード:村上鬼城顕彰会Webサイト https://kijou.jp/
応募先:〒370-0851高崎市上中居町684 グラスロード社内 村上鬼城顕彰会事務局
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