自宅で近美の所蔵作品鑑賞
(2020年04月28日)
Google Arts & Culture
新型コロナウイルス感染拡大の状況を受け、群馬県内・高崎市内の文化施設も臨時休館となり美術館での鑑賞機会が難しくなっているが、県立近代美術館はPCやスマホでアートに触れることができるオンラインコンテンツ「Google Arts & Culture」に参加しているのでネット上で所蔵作品を鑑賞できたり、Googleストリートビューのように実際にそこに居るかのようにパノラマ写真で館内を巡ることができる。
近美の所蔵コレクションからは、ルノワール〈読書するふたり〉や福沢一郎〈他人の恋〉などの洋画や円山応挙〈青鸚哥図〉といった日本画など40作品をオンラインで鑑賞することができる。超高解像度で画像に収められた作品たちはズーム機能を使うと筆致もわかるほど驚くべき近さで見ることができる。また、県立近代美術館のほかにも、世界 80ヶ国、2,000 以上の美術館・博物館の作品を見ることができるので、近美所蔵のモネ〈睡蓮〉を鑑賞した後に東京・国立西洋美術館やロンドン・ナショナルギャラリーのモネ作品と見比べたりするなど、オンラインだからこその楽しみ方もある。
スマホアプリを使うと、自撮り写真をもとに世界のアート作品の中からそっくりの絵画を見つけてくれる愉快な機能も体験できるので、大人も子供も楽しくアートに触れられる。今年の連休は、自宅からネットで世界各国のアートめぐりを楽しんでみてはいかが。
【Google Arts & Culture 群馬県立近代美術館のページ】
https://artsandculture.google.com/partner/the-museum-of-modern-art-gunma?hl=ja
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