嶋津晴美「つながりあう世界」展
(2020年02月17日)
ビエントアーツギャラリー
50年の歴史を持つ高崎問屋街に新たな風を吹かせるアートの発信拠点・ビエントアーツギャラリーで、嶋津晴美の個展「つながりあう世界」が2月22日(土)から始まる。問屋街とアートの化学反応による文化発信プロジェクトにより毎月企画されている展覧会で、今回は蝋画やミクストメディア、インスタレーションの手法で国内外で表現活動を行っているアーティスト・嶋津晴美の個展。
京都造形芸術大学で学んだ嶋津晴美は、自然界の成り立ちや関係性に焦点をあて世界をひとつの大きな生命体と捉えて多様性やエネルギーや儚さを表現し続けている。近年は、環境に応じて形成され変容してゆく鉱物に着想を得て、蝋絵具を重ね描いたり様々な素材を用いたりした製作手法で作品を発表している。自然界で起こる小さな出来事と全体との関係性やそこに広がる多様性について、作家のまなざしで捉えられ描かれた作品を私たちが目の当たりにするとき、“不寛容”や“分断”が起こる人間社会のあり様がどう浮かび上がってくるのか、しっかりと見つめたい。
会場:ビエントアーツギャラリー(ビエント高崎1階西側)
会期:2020年2月22日(土)~3月30日(月)
時間:午後0時30分~午後6時30分
入場:無料
定休:火・水・木・金曜日
問合せ:TEL.080-9542-5241
- 次の記事 宇梶剛士出演「男の純情」
-
前の記事 県内外国人住民6万人で過去最多に