企画展「群馬に古墳が造られ始めたころ」
(2019年10月7日)
観音塚考古資料館
群馬県における古墳の成立過程とその社会的背景を探り、古代東国の実像に迫る企画展「群馬に古墳が造られ始めたころ」が10月5日(土)から観音塚考古資料館で始まる。
群馬を含む“東国”と呼ばれた地域は、当時の国の中心地だった畿内から遠く離れているという地理的状況ゆえに古墳の成立はかなり遅れたと考えられてきた。しかし、県内の古墳の発掘事例を見ると、畿内にさほど遅れることなく古墳が造られ始めていることが現在わかってきている。今回の企画展では、県内の古墳からの出土品などを手掛かりに古墳が造られ始めたころの群馬の様子や社会背景を探り、古代東国がどのような影響や存在感を持ち、中央政権に参画していたのかを掘り下げていく。
会期中は、今回の企画展に関連した古墳を巡るバスツアーや、古墳からの副葬品をモチーフにしたペンダントを作る金工ワークショップ、講演会などの関連事業も多数行われる。
会場:高崎市観音塚考古資料館
会期:2019年10月5日(土)~12月1日(日)
開館時間:午前9時~午後4時
休館日:月曜日、祝日の翌日
※月曜が祝日の場合は開館
※10/28(月)群馬県民の日は開館
入館料:[一般]100円 [高・大学生]80円 ※65歳以上と中学生以下は無料
問合せ:観音塚考古資料館TEL.027-343-2256
- 次の記事 秋の企画展「光を秘めた不思議な色」
-
前の記事 学力向上を地域で推進