ハニワ作り古代体験
(2019年09月19日)
実物大円筒ハニワを古墳に設置
保渡田町のかみつけの里博物館で9月28日(土)と29日(日)の二日間、古代体験「古墳に並べるハニワをつくろう」が開催される。1500年前に実際に古墳の周りに設置されていたものと同じ実物大の円筒ハニワを作り八幡塚古墳に並べることで、市民ひとりひとりの手によって古墳時代さながらの風景を現代に呼び起こす。
かみつけの里博物館は、館内では榛名山麓の古墳時代の人々の営みに触れることができる資料や模型・埴輪などが展示され、外の公園には古墳が復元整備され古墳時代に思いを馳せることができる。今回の体験で作るハニワは、墓域全長約190mの八幡塚古墳をぐるりと囲み古墳を守る結界のような役割を果たしている三条円筒埴輪で、ひも状に伸ばした粘土を高さ約45センチまで積み上げ円筒ハニワを形作っていく。当時の製法にのっとり時間をかけて作るので、お昼休憩をはさみ一日がかりで行う充実の本格体験だ。成形されたハニワはじっくりと乾燥させて後日窯で焼き上げられて11月17日(日)に古墳に設置される予定。
会場:かみつけの里博物館 はにわ工房
日時:2019年9月28日(土)・29日(日) 午前9時30分~午後2時
対象:18歳以上
参加費:無料
持ち物:昼食、飲み物、汚れてもよい服装、手拭きタオルなど
申込み:電話でかみつけの里博物館(TEL.027-373-8880)へ
定員:各日先着10名
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