「詩をかたどる、詩をきざむ」展
(2019年09月2日)
垣根を超え木と対話する4人の作家
同年代の4人の木彫作家・木版画家に注目して、木と向き合う作家たちの仕事と、それと交差する詩の世界を見つめる展示「詩をかたどる、詩をきざむ―祈りの庭へ。」展が9月14日(土)から高崎市美術館で始まる。
木彫作家であり絵や版画も制作する深井隆と丸尾康弘、木版画家であり立体作品も制作する山中現と木村繁之という1950年代生まれであり木と対話し表現活動を続けてきた4人の作家の作品を紹介。自らことばで語ることのない彫刻や絵だが、彼らの作品からは、そこから確かに放たれている詩的なものを見つめることができる。古来から木を用いて“かたどる・きざむ”ことをしながら込められてきた日本人の祈りの世界が、近代彫刻や木版画のなかにも息づいていることが感じられる展示だ。会期中は作家によるアーティストトークやワークショップなども多数開催される。
会場:高崎市美術館・旧井上房一郎邸
会期:2019年9月14日(土)~11月24日(日)
開館時間:
〈美術館〉午前10時~午後6時(金曜日のみ午後8時まで)
〈井上邸〉午前10時~午後6時
※入館は閉館30分前まで
休館日:9/17,24,30、10/7,15,21,23、11/5,11,18
観覧料:[一般]600円 [大学・高校生]300円
※中学生以下と65歳以上は無料
※20名以上の団体は割引料金
※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の交付を受けた方および付添いの方1名は無料
※10月28日の群馬県民の日は無料開放
問合せ:TEL.027-324-6125
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