群響 第548回定期演奏会
(2019年05月17日)
高関健と12年ぶり「夜の歌」再演
群馬交響楽団の第548回定期演奏会が、5月25日(土)午後6時45分開演で群馬音楽センターで行われる。音楽センターでの定期演奏会も残すところあとわずかとなった今回は、これまで数多く群響と共に音楽センターの舞台に立った名誉指揮者・高関健がタクトを振り、2007年3月以来のマーラーの交響曲第7番「夜の歌」を演奏する。当時CD化もされた名演から12年、再び味わえる感動と、新たな時代に放つ響きに期待が高まる。
93年から08年まで音楽監督を務め、欧州公演成功など群響の演奏水準を格段に引き上げた功績により名誉指揮者の称号が送られ、今も群響ファンから絶大な支持を得ている高関健。今年1月には、日本の洋楽文化の発展に最も功績のあった個人又は団体を顕彰して贈呈される『サントリー音楽賞』を受賞。派手なパフォーマンスとは無縁ながら常に賞賛すべき高い質を保持し、“指揮者という仕事”についての確固たる姿勢を見せ続けていることが評価されての受賞だった。
今回の定期演奏会では、1曲のみでも演奏会が成立する大曲「夜の歌」に加え、前半にはマーラー編曲の「J.Sバッハの管弦楽作品による組曲」も予定されており、“指揮者・高関健”と群響がストイックに向き合い緻密に作り上げる演奏を存分に堪能できる一夜となりそうだ。
会場:群馬音楽センター
日時:2019年5月25日(土) 午後6時45分開演(午後6時開場)
※プレ・コンサート・トークは午後6時20分から
チケット:《指定席》[S席]4,600円[A席]4,100円[B席]3,600円、《自由席》[C席]2,100円
問合せ:群馬交響楽団 TEL.027-322-4944
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