日本絹の里「草乃しずか 日本刺繍展」
(2019年04月17日)
作家によるギャラリートークも人気
古代飛鳥のころ仏教とともに日本に伝わった“刺繍”。布地に仏像などを表す『繍仏』に始まり、着物や帯など衣装の装飾として発展、日本の風土で洗練され装飾性を増してきた日本刺繍。その日本刺繍による情感あふれる豊かな色彩表現で人々を魅了する草乃しずかの作品がずらりと並ぶ企画展「草乃しずか日本刺繍展~煌めく絹糸の旋律~」が4月12日(金)から金古町の“シルクの総合博物館”日本絹の里で始まった。
草乃しずかはフランス刺繍を学んだあと、日本刺繍の世界へ。講師として伝統工芸である日本刺繍を楽しく広める普及活動を行いながら、作家として数々の個展を開催。今回の企画展では日本の伝統模様の刺繍や、歴史に残る女性をテーマにドラマチックに刺繍した振袖などを展示。日本刺繍の繊細な美しさと、絹糸の持つ無限の魅力を引き出した草乃作品によって、絹の里が絢爛たる色彩に包まれる。
期間中は、絶妙トークが評判という草乃しずかが、自ら作品を解説し展示会場を案内するギャラリートークが4月21日(日)と5月18日(土)が行われる。また本物の絹糸を使って日本刺繍の魅力に触れるワークショップなど関連事業も多数開催される。
会場:群馬県立日本絹の里
会期:2019年4月12日(金)~6月3日(月)
休館日:火曜日 ※4/30は開館
観覧料:[一般]400円 [大高生]250円
※20名以上の団体は割引料金
※中学生以下無料
※身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方とその介護者1名無料
問合せ:TEL.027-360-6300
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