くらぶちこども天文台

(2019年03月6日)

オープン記念イベント

高崎市内でも特に星空観察に適した倉渕地域に、「くらぶちこども天文台」が3月16日(土)にオープンする。それを記念して写真展やまちなか観望会などのプレイベントが開催。オープン当日も記念式典と天文台での観望会が行われる。

 

天文台が位置する倉渕地域は、年間を通して天の川や、すばる、オリオン大星雲など満天の星空の観察が可能で、低緯度オーロラの撮影にも成功するなど、多くの天文ファンに愛されている場所だ。そこに新たに誕生したくらぶちこども天文台では、東日本大震災による天体ドーム損傷の影響で長らく使用が叶わなかった中央公民館屋上の『三鷹光器製 口径30cm反射式望遠鏡』が、改修され移設。次世代を担う子どもたちの知的好奇心を宇宙へいざなう役目が引き継がれることになった。

 

天文台オープンを祝し、倉渕町の道の駅くらぶち小栗の里で3月9日(土)から24日(日)まで「くらぶち星空写真展」が開催。倉渕地域で実際に撮影された星空の写真が並び、天文台オープンより一足早く倉渕の美しい星空を堪能できる。また、3月11日(月)から15日(金)の5日間は午後6時30分から高崎駅西口ペデストリアンデッキで「まちなか観望会」を開催し、星空観察が難しいイメージがある街中でも、天文に関する知識と経験を駆使し楽しく気軽に星空観察をする機会を提供する。そして、3月16日(土)の天文台オープン当日は記念式典後の午後7時から倉渕の星空を堪能できる観望会を開催する。

 

オープン後は、地元の人や、星空案内人の資格をもつ人がボランティアとして協力し、予約不要で誰でも星空観察を楽しめる場所となる。開館時間は午後7時から午後9時30分まで。休館日は月・火曜日と年末年始。

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