企画展「文学者の書」

(2019年01月22日)


正岡子規の書簡など展示

近代を生きた文学者たちがしたためた“書”にスポットを当てた企画展「文学者の書―筆に込められた思い」が県立土屋文明記念文学館で開催中だ。

 

毛筆で文字を記してきた長い時代を経て、近代になるとペンや万年筆、鉛筆などが普及し日常の筆記具となっていき、印刷技術の発達あいまって人々が文字を書くことへの意識が大きく変わっていった。その過渡期を生きた近代文学者たち各人が書についてどんな向き合い方をしていたのか、文学者たちがしたためた短歌や俳句、書簡などを展示して直筆の書から浮かび上がる文学者たちのどんな姿が垣間見えるのか興味深い展示だ。また、所在不明から115年の時を経て昨年ついに発見された正岡子規の書簡も今回特別に展示される。

 

 

会場:群馬県立土屋文明記念文学館

会期:2019年1月12日(土)~3月17日(日)

開館時間:午前9時30分から午後5時まで(観覧受付は午後4時30分まで)

観覧料:[一般]410円 [大高生]200円

※中学生以下無料

※障害者手帳等をお持ちの方とその介護者1名は無料

※20名以上の団体は割引料金

問合せ:TEL.027-373-7721

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